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ジャミロクワイ (Jamiroquai) は、イギリスのバンド。アシッドジャズの世界では最も成功したグループのひとつ。その初期の音楽活動においてインコグニート、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ、ガリアーノ、コーデュロイ等のロンドンを本拠地とした面々と共に、1990年代始めのアシッドジャズ界を代表するものとなった。その後のアルバムは、ポップ、ロック、エレクトロニカ等ジャンルを限定しないもので、以前とは違った音楽的方面を模索してきた。世界中で3500万枚以上の売り上げがある。
略歴
ボーカリストのジェイソン・ケイ(ジェイ・ケイ、Jason Kay)をリーダーとして結成され、1992年にデビュー。バンド名はアメリカ・インディアンのイロコイ族にちなむ (jam + Iroquois)。 メンバーの入れ替わりが激しいためケイ1人がスポットを浴びやすいが、決してケイのソロユニットではない。しかし、ファースト・アルバムからのオリジナル・メンバーはケイのみである。
1992年、アシッドジャズ・レコーズからリリースされたファーストシングル「いつになったら気づくんだい (When You Gonna Learn)」はロンドンのクラブシーンに強烈なインパクトをもたらした。当時エピック・ソニー洋楽ディレクター担当だった宮井晶はジャミロクワイのパフォーマンスをロンドンのクラブで見て才能を確信。イギリスのディレクターと共にアーティスト契約を結ぶ。アルバム「with Jamiroquai」本国イギリスよりも先に日本でチャート1位を獲得。結果ジャミロクワイは、新人としては異例のアルバム8作の契約をソニー・ミュージックと結ぶ。そして1993年にファーストアルバム『ジャミロクワイ (Emergency On Planet Earth)』、続く1994年にはセカンドアルバム『スペース・カウボーイの逆襲 (The Return of the Space Cowboy)』をリリースする。
1996年に発売したサード・アルバム『トラベリング・ウィズアウト・ムービング~ジャミロクワイと旅に出よう~ (Travelling Without Moving)』は全世界で700万枚、日本で140万枚を売り上げ、ジャズ・ファンク系バンドのアルバムとしては最大のヒット作となった。シングルになった「ヴァーチャル・インサニティ (Virtual Insanity)」は、 日清食品「カップヌードル」のテレビCMでも流されたプロモーションビデオで、動く床と戯れるように歌うケイの姿が強烈なインパクトを残し、その年のMTV Video Music Awardsで4部門を受賞した(実際には床ではなく壁が動いている)。当楽曲は現在でも人気が高く、2017年10月にはトヨタ自動車「カローラフィールダー」のCMソングに起用された。
日本でのメディア露出は、1990年代のフジテレビ系子供番組ウゴウゴルーガのEDに採用されたのが初めてになる。1997年頃ソニーのMDイメージキャラクターに起用され、2004年の6月頃からドワンゴのいろメロミックスのCMに、ケイ自ら所有するフェラーリと共に出演した。2007年よりカーオーディオメーカー、クラリオンのイメージキャラクターに起用され、ケイが出演するイメージビデオを制作。映像はそのままCMとして日本の他アメリカでも放送され、2008年も引き続き同社のイメージキャラクターとしてCMに出演した。
2006年にバンド初のベストアルバムを発売。オリジナルアルバム6作、ライブDVD1作、そしてこのベスト盤1作の計8作でソニーBMGとの契約が満了した。その後、しばらく目立った活動は無かった。
2009年に、ユニバーサルミュージック傘下のマーキュリー・レーベルと契約を結んだ。2010年11月にアルバム『Rock Dust Light Star』を発売する。同年11月24日、プロモーションのために来日。日本テレビ系『スッキリ!!』で生出演し、新宿で開催された「AZUL by moussy」のオープニングレセプションにシークレットゲストとして登場、日本では自身初となるストリートライブを行った。
メンバー ジェイソン・ケイ デリック・マッケンジー ソラ・アキンボラ ロブ・ハリス マット・ジョンソン ポール・ターナー ロレーン・マッキントッシュ ヘイゼル・フェルナンデス Valerie Etienne
旧メンバー トビー・スミス ウォリス・ブキャナン サイモン・カッツ スチュワート・ゼンダー Gavin Dodds Nick Fyffe Nick Van Gelder Darren Galea aka DJ D-Zire Adrian Revell Howard Anderson Winston Rollins ジョン・サーケル Simon Carter Maurizio Ravalico Dee Lewis
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