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DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)は、吉田美和と中村正人からなる日本のバンド。結成当初は西川隆宏も含めた3人編成であった。所属事務所はDCTentertainment、所属レコード会社はユニバーサルミュージック/DCTrecords。公式ファンクラブは「POWER PLANT」。一般的な略称はドリカム。さらに縮めてドリやDCTとも呼ばれる。
メンバー 吉田美和(ボーカル) 中村正人(ベース)
旧メンバー 西川隆宏(キーボード)
1988年1月に結成。元々は1985年から1988年にとんねるずのコンサートツアーでサポート・メンバーをしていた中村が、1988年のコンサートツアー前に吉田をバック・コーラスに招聘したことがきっかけであった[注 1](デビュー前に小泉今日子のサポート・メンバーを2人が行っていたと言われることがあったが、吉田のみが出演しており、中村ではなく実は中村の弟が参加していた)。
当初は「CHA-CHA & AUDREY's Project」(チャチャ・アンド・オードリーズ・プロジェクト)というグループ名を名乗っていたが、間もなく“夢はかなう”を意味する「DREAMS COME TRUE」に改名し、エピック・ソニー・レコードから1989年3月21日に、シングル「あなたに会いたくて」とアルバム『DREAMS COME TRUE』の同時リリースでCDデビューした。
ヴォーカルとベースの2人編成。全ての作詞を吉田が、編曲を中村が行い(2010年頃から吉田も参加するようになる)、作曲は吉田、中村どちらも手がける(元メンバーの西川も3曲手がけている)。アレンジは、グループ結成の切っ掛けになったスイング・アウト・シスターの楽曲を基調とし、中村が影響を受けたというアース・ウィンド・アンド・ファイアーなど1970年代のブラックミュージック風のものがあり、既存曲のオマージュのようなアレンジも存在する(「決戦は金曜日」など)。さらに、クラブミュージックやテクノポップなど幅広いジャンルの楽曲を制作している。デジタル音楽制作環境の黎明期から、シンセサイザーやプログラミングを主体とした編曲を行っているが、生の楽器演奏も使用する。シンセサイザーの多用により、作品が無機質な雰囲気にならないように配慮されている。
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